
「SEXUALITY CUBE」
多様な「セクシャリティ」を知ってもらうために、抽象的なビジュアル表現と、簡易的な説明文を用いてセクシャリティの解説をする内容のビジュアルブック。診断などをしてはっきりとした答えが出るわけではないので、もどかしさや不可解さを感じる人もいるかもしれない。それでも、知らないより多くの言葉や知識がある事は、いつか他の人や自分のセクシャリティについて自分が納得できる答えを出す可能性を増やす。
この大学生活で私は自分の世界が拡がった。自分の目で見ないと納得できない私は、実際に山形県に来て、たくさんの人と会って、本当にこんな世界があったのかと気付けた。これからも自分の世界を拡げ続けていきたい。
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「Anyoneだれもがもつもの」
「セクシャルマイノリティー」を取り上げたコレクションサイトを制作した。多様化するセクシャルマイノリティーは種類が増え続けその数は定まっていない。それでもできる限り調査をして集め、間違う事なく意味が伝わるアイコンになるよう制作を進めた。そしてこのサイト制作で「セクシャルマイノリティー」への関心や知識が増し、卒業制作で「セクシャリティ」のみを深掘りした作品を作ろうという気持ちになっていった。

「長野県信濃のしなもの」
私の出身地長野県には多くの特産品があるが、イマイチ良さが発信されていない。そこで県民に特産品や工芸品について知ってもらうデザインを行った。まずは、各特産品などのアイコンをイラストにし、ロゴタイプ「長野県信濃のしなもの」と合わせて展開していった。県の地方紙『信濃毎日新聞』に掲載を想定している。近すぎるからこそ、当たり前だからこそ、魅力と気付いていない事を、ちゃんと魅力ある事なの伝わるものにした。