
「こびとかな?」
女の子が朝起きてから、家を出るまでに起きる少し憂鬱な出来事はこびとのいたずらかもしれないというコンセプトで絵本を制作しました。
普段の生活の中で、セットしたはずの目覚まし時計が鳴らなかった、確かに机の上に置いたはずのものが見当たらないなどの出来事に直面したとき、落ち込んだり焦ったりしてしまってもすべてこびとがやったことだと考えると憂鬱な気分が少しだけ軽くなると感じたことが制作のきっかけです。
私が学生生活で拡げたことは活動範囲です。 大学に進学する前は、一人で行動する機会があまりなかったのですが、二年生の時に函館に一人旅をしに行った経験が自信となり一人でも行ける範囲が広がりました。
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「合同展ポスター」
扉を一つ開けるごとに世界が広がり成長していく学生を文字で表現し制作しました。この作品はグラフィックデザイン学科の学生による学内展示会のポスターになることを想定して制作しています。
目を引くような彩度の高い色を使い、学生の持つエネルギーやフレッシュさを表現しています。多くの人に自分の学科の取り組みに興味を持ってもらえるようなポスターを目指しました。

「本の装丁」
星新一の「鏡」という物語をテーマに本のカバーをデザインしました。ストーリーは、ある夫婦が合わせ鏡を使って悪魔を召喚する場面から始まります。夫婦は悪魔の登場により、互いに少しずつ凶悪な本性を表し、物語は悲劇へと向かっていきます。カバーは物語の不気味な雰囲気を表現したいと考え、悪魔が出てくる合わせ鏡の奥の歪んだ空間をイメージしてデザインしました。