
「新潮文庫の夏のキャンペーンにみる日本の社会状況の変容」
この作品は「新潮文庫の夏のキャンペーン」から、日本の社会状況を読み解くものです。なぜ新潮文庫なのかというと、各社の文庫の中で一番歴史があり、集められるデータ量が多く、より詳しく調べることができると考えたからです。新潮文庫が A6サイズのため、その比率を生かしてA4サイズで制作しました。採用作品について調べていく中、読みたい本をたくさん見つけたので、展示が終わり一息ついたら読みたいと思います。
アンテナの受信範囲を拡げました。以前はごく狭い範囲のことしか知りませんでしたが、大学内外で交流した人々の影響で、いろんなことに興味を持つようになりました。知識欲と好奇心を忘れずにいたいです。
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「親善キッス」
星新一の「親善キッス」という作品の装丁を制作しました。「地球式の挨拶だと嘘をつき異星人の美女たちとキスをする調査員たち。しかし異星人の唇だとも乗っていた場所は、なんとお尻だったのだ…」という話です。作品の持つ無機質なシンプルな雰囲気を感じられるデザインにし、物語のどんでん返しをカバーがお尻の形になるという仕掛けで表現しました。

「『山のようなヤタイ祭り』フライヤー」
山形ビエンナーレにて開催された「山のようなヤタイ祭り」のフライヤーを制作しました。自由にどんなことでもやれるイベントであることを伝えるために、キャッチコピーをつけ、イラストもやりたい放題に描かせていただきました。このデザインが採用され、実際にフライヤーとして配られました。この謎のキャラクターは、山形ビエンナーレの別企画「100語り」という冊子にも登場しており、なんだか不思議と愛着が湧いています。